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建設業のこれからのシステム化

ここ数ヶ月で耐震偽造問題や、不正改造問題など何かとマイナスイメージの続く建設業界です。しかし、この事件をきっかけにマンションの売買価格がアップするという現象がひそかに起こっているようです。

 つまり、安いから良いという時代から、高くても安心出来ればその方が良いという需要者側の心理に変化してきていることを伺い知ることが出来ます。確かに最近のポストインチラシを見ると、安いマンションのビラが入っているものの、買い手が付かないのか同じところのビラを頻繁に見かけたり、先日建ったばかりの近所のマンションでは多少高い印象はありましたが、完売していました。

 これらのことを考えていくと時代に合わせて、建設業自体の工事管理の手法は変化させていかなければいけません。これまでの原価管理、財務管理といったコストを見直す考え方や、顧客重視、受注・利益重視と行ったところから、明らかに現在は品質、耐震性を重視する考え方に変わって行っています。今後も暫くはこれらの考え方は続くでしょう。

 そう考えると今後新たに流行るものって何なのか、私も考えてみました。ポイントは3点と思います。
1.工程管理
⇒コストを下げるということについて、協力会社をタタいたり、仕入原価を抑えるという考え方は今後否定されて行くでしょう。そこで見直されるのが工事の工程(時間的コスト)といえます。ここを強化することで余計なリース料や人件費を軽減できますので、品質を落とさずにコストダウンを実現できるでしょう。
2.購買管理
⇒より良い品をより効率の良いルートで仕入れ、また協力会社とのコミュニケーションをしっかりと取れる仕組みづくりを行ったうえで手抜き工事や工程ミスを防ぐだけの信頼関係を築く必要性があるでしょう。単なるコストを下げるだけの購買管理から変化をして行く必要があると考えます。
3.人事管理
⇒現場代理人(現場監督)の評価を利益を出すという単純な評価から、より具体的な予算進捗の評価、工程計画としての評価に切り替えて行き、より品質向上を意識させるような制度を取り入れて行く必要があるでしょう。

 これらの3項目のうち、1番はシステムとして既にパッケージされている工程管理システムが市場には出ています。3番は会社それぞれの人事制度を見直すなどの改善が必要ですのでシステム導入よりもコンサルティングなどで補うことになるでしょう。
 やはり2番の「購買管理」としてどこまで理想的な仕組みを作り上げることが出来るかが、求められるとことろになるのではないでしょうか?この時代にあった仕組みの提供を我々も考えて行かないといけません。

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